私たちが日常を過ごしている中では、
このような悩みはつきものです。
そして、このときによく考えるのは
「はやく解消したい!」という思いです。
今回は、3つの悩みをテーマに、
できるだけ迅速に対処する術をお伝えするべく、
早急に悩みを解消する対処法3選。
を紹介します。
内容としましては、
- あせりによる不安な気持ち
⇩
言葉のニュアンスを変える - 怒りの感情
⇩
報酬系を満たす - 悩みのループ
⇩
糸口を明確にする
になります。
本記事で「即解決」できれば嬉しいです。
是非ともご覧ください。
あせる気持ちを「おさえたい」とき
感謝の「言葉」を唱える
あせりによる不安な気持ちが出たときは、
感謝の言葉をくり返し唱える
ことが解消につながります。
これは、
心の安定効果によるものです。
言葉の「ニュアンス」で感じ方が変わる
あせりが生じると、
どうしても「不安な気持ち」になります。
そうすると、
- あせってはいけない!
- 落ち着かないとダメだ!
- 早くしなければ!
こういったことを頭に思い浮かべたり、
言葉にしたりします。
ですが、これは逆に
あせりや不安を加速させる要因になりかねません。
どうしてなの?と言いますと、
ひとつは「○○してはダメ!」という言葉にあります。
つまり、不安になってはダメ!
あせってはいけない!というキーワードが、
すごく「気になってしまうため」です。
▽詳しくはこちらを読んでみてね▽
そして、
もうひとつの要因としては、
- しなければならない
- やらないとダメ
- するべき
こういった言葉の「ニュアンス」にあります。
たとえば、
- 成功しなければいけない!
- 受験に合格しないとダメ!
- 優等生になるべきだ!
日常ではこういった言葉に該当します。
これは、
義務や命令、指示や強制といった
従わなければならないニュアンスです。
ですので、あせっているときに
「しなければならない」言葉を発すると、
おのずと不安やあせりになるのです。
ちなみに、
これを「してもいい」に変えてみると、
どうでしょうか。
- 成功してもいい
- 受験に合格してもいい
- 優等生になってもいい
先ほどの「しなければならない」に比べて、
少し落ち着きます。
このように、言葉を「変える」だけで
ニュアンスも変わり、感じ方も変わります。
ですので、
普段何気に使っている言葉を変えるだけで、
自身の「感情」を制御することができます。
▽こちらも読んでみてね▽
感謝の言葉は「心を安定」させる
あせる気持ちを
すぐにおさえたいときは、
- あせってもいい
- 無理に落ち着かなくてもいいよ
- べつに不安になってもOK!
こういった感じに、
あえて「あせることを許可」しましょう。
そして次に、
普段からよく使用する感謝の言葉を唱えます。
これは、
いまの自分自身へ伝えるように、
- いつもありがとう
- 愛してる
- 感謝でいっぱい
こういった愛情ある言葉を、
何度もくり返しましょう。
私たちが長年親しんできた感謝の言葉には、
不安を起こす扁桃体の活動を抑え、
心を安定させる効果を生み出してくれます。
ですので、
あせっている自分を「守ってあげる」ためにも、
感謝の言葉をたくさんかけてあげてくださいね。
(^e^)
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怒りが「おさまらない」とき
自分に「ご褒美」を用意する
怒りがおさまらないときは、
自分へご褒美を与えると効果的です。
これは、脳が「報酬」を感じると、
怒りが消えるようになっているためです。
怒りは「報酬系」を満たすと消える
怒りが起きると、
脳の「報酬系」という神経回路がはたらきます。
これは、
その名のとおり「報酬」を求めるところで、
喜びなどの「快楽」を目的にしています。
そのため、
怒りのような大きなストレスを受けると、
報酬系はそれを快楽で満たそうとします。
そうすると、
- 安心感
- 達成感
- 幸せや喜び
こういったことを、
強く求めるようになります。
たとえば、幼い子がダダをこねて泣くのは
報酬系が強くはたらている状態にあります。
その結果、脳が「喜びに満たされる」まで
ダダをこね続ける(怒り続ける)状態になります。
ですが、ご褒美をもらうと
報酬系が「快楽」で満たされ感情も静まります。
ちなみに、
私たちはこういった「相手からもらう喜び」を
幼い頃からたくさん経験しています。
そのため、
相手やまわりから喜びがもらえなかった時、
つまり「期待がはずれたとき」に怒りは生まれます。
ですので、ご褒美を用意するときは
自分が「自分に与える」ことが望ましいです。
そして、もうひとつ、
脳の報酬系に大きな喜びを与える方法があります。
それが、
自身とまわりへの貢献です。
貢献や感謝も「ご褒美」になる
怒りをすぐにおさえたいときは、
5感をフルに使った「ご褒美」が効果的です。
たとえば、
- 美味しいものを食べる
- 心地良いことをする
- 楽しいことをする
こういったことを、
たくさん自分にしてあげましょう。
すぐにできない場合は、
ご褒美を「たくさん予定する」だけでも効果あります。
ですので、ふたたび怒りが湧いたときは
ご自身がご用意した「ご褒美」を思い出しましょう。
※ちなみに、コストや日数をかけることなく、
すぐに怒りをおさえる方法があります。
これは、
私もおこなっているのですが、
すごく健全かつ効果絶大です。
それが、
30分走り続けることです。
そうすることで、
- ドーパミン
- エンドルフィン
- セロトニン
こういった幸せホルモンが、
脳に直接「快の報酬」をもたらします。
さらに、怒りのエネルギーが
自分の健康のために蒸散していくので、
すごく晴れ晴れとした気分になります。
他にも、
- 筋力トレーニングをする
- スポーツやダンスをする
- 笑いや笑顔になる
こういったことも同じ効果があります。
ここまで紹介したものは、
すぐに対処したいときに有力ですが、
もうひとつ効果を発揮するものがあります。
それが、貢献や達成、感謝といった
自身にとって「幸せや愛情」を感じるものです。
たとえば、
なにかチャレンジを成し遂げてみる
まわりに貢献する
人に感謝する、される
こういったことを日々おこなうことで、
報酬系は満たされていきます。
そして、
これらを習慣にすることができれば、
それと共に怒りも出にくくなります。
ですので、
自分のご褒美となる「喜びや幸せ」を、
日々たくさん感じてみましょう。(^e^)
悩みが「頭」から離れないとき
悩みをすべて書き出し「糸口」を見つける
悩みが頭を離れないときは、
悩みをすべて書き出して、
解決できそうことを見つける
ことで解消につながります。
これは、
「解決の糸口」を明確にするほど、
脳は悩まなくなるためです。
脳はつねに「解決」を求めている
※ここでは、
悩みを「モヤモヤした霧」にたとえて説明します。
悩みが頭を離れないときは、
自身の中にモヤモヤした霧が発生しています。
そして、
晴れた場所を目指してつねに探し歩いているような感じです。
これは、悩みが多くなればなるほど
自身をおおっている霧も多くなります。
そうすると、
- 辿り着けなかったらどうしよう
- 途中で道に迷ったらどうしよう
- 野獣に襲われたらどうしよう
こういった不安や心配が強まります。
私たちは、このような霧(悩み)があると
すぐに晴れた場所に行きたいと考えます。
しかし、
すぐに晴れた場所に行きたい。
⇩
霧が多すぎて混迷する。
⇩
そのことに不安や悩みが生じる。
⇩
さらに霧が濃くなる。
このような「ループ」ができるので、
悩みが頭から離れなくなります。
しかし、そのような状況でも
少し先の見える「霧の薄い部分」があります。
そこを見つけて辿っていくと、
物理的にも少しずつ霧(悩み)から抜け出していることになります。
ここでは、
霧の薄い部分を見つけることに例えてますが、
これは解決の糸口を見つけることです。
私たちの人間脳は、
つねに「問題解決」を考え「解決の糸口」を探すのが役目です。
しかし、
頭の中に色んな悩み(情報)が混在していると
脳は「糸口が見つけられない状態」になります。
ですので、悩み(情報)を一度整理して
解決の糸口をサポートしてあげるのが今回の方法です。
悩みを明確にして「解決策」を決める
悩みが頭から離れないときは、
不安に思うことを「外に出す」のが効果的です。
まずは、どんなに小さな悩みでも良いので
紙やノートにすべて書き出しましょう。
これは、
頭の中でモヤモヤしている悩みを、
- すべて把握するため
- 不安要因を特定するため
- 悩みの大きさを知るため
こういったことを明確にするためです。
そして、書き出した悩みの中から、
いま「解決できそうなこと」の順に並べます。
- 解決できそうな悩み
⇩ - 相談すれば解決できそうな悩み
⇩ - 解決がむずかしそうな悩み
その中から「解決できそうなもの」を選び、
どのように「解決していくか」を考えましょう。
そして、ある程度考えがまとまったら
それを「解決すること」に専念していきます。
最初は「このこと」だけに力を注ぐだけでも、
解決する力が養われます。
そして、この方法に慣れてくると
次の悩みも解決できる可能性が高まります。
なぜなら、
この一連の流れは、
悩みに振り回される状態ではなく、
⇩
悩みを自分で管理している状態
にあるためです。
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悩みのループから脱出するには、
悩みに振り回されないことが有力です。
今回お伝えした対処法が身についてくると、
ご自身の解決力がだんだん大きくなっていきます。
そして、その積み重なった経験が
やがては大きな問題を解決へと導く力になるでしょう。
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エンディング(まとめ)
今回の内容をまとめますと、
あせる気持ちをおさえたいとき
- 自分への感謝の言葉をくり返しましょう。
怒りがおさまらないとき
- 自分に「ご褒美」をあげましょう。
悩みが頭から離れないとき
- 悩みをすべて書き出し明確にして、
解決の糸口を見つけましょう。
になります。
私たち「人」は、
高度な情報処理ができる脳を持ってますが、
その分「悩んでしまうもの」なのです。
大切なのは、
不安や心配で悩んでいるときでも
自分自身を「見失なわないこと」です。
あせりや不安があるときでも、
自分自身に安心する言葉をかけてあげられること。
感情的なときでも、
つねに自分を大事にできること。
悩みが続くときは、
できることから早く解決してあげること。
こういった状況の中でも、
自分自身を「大切にしてあげること」が、
悩みの解決を「より早くする方法」だと感じています。
本記事を最後までご覧いただき
ありがとうございました。(^e^)☆
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