![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/e01.png)
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/09/e03.png)
チャラチャチャ~ン♪
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/e02.png)
明日会社で報告会があったよな。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/D_12.jpg)
まだ資料が完成してなかった!
悪いこと思い出しちゃったよ~!
このように、
休日が終わったとき、朝起きたとき
会社や学校に行くとき、友達と遊んでいるとき
寝る前に、ふっと頭に浮かんでくるのが..
- 過去の悪い思い出
- 将来への不安
- 自分への不安
こういったイメージです。
そして、
なぜか良いことよりも「悪いことばかり」が
頭の中をぐるぐる駆けめぐります。
それを解消すべく、楽しいことで気を紛らわしたり、いろんなエクササイズを試したものの、また何かのタイミングで悪い記憶がよみがえります。
これは、
私たちの脳にある感情を取り扱っている器官が
すごく「敏感」になっているので、
悪いことが頭に浮かびやすくなっています。
ですが、これは「ある貢献」をすることで、
嫌なことや悪いことばかり思い出すのを防止できます。
今回は、
悪いことばかり思い出す原因の解説とともに、
対処するための「最善の方法」をお伝えするべく
強い効果を発揮する3つの対処法。
を紹介します。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/D_11.jpg)
下のコンテンツから
強い効果を発揮する3つの対処法
までジャンプしてくださいね。
いち早く解決できれば嬉しいです。
是非ともご覧下さい。
なぜ悪いことばかり思い出すの?
悪いことを思い出すときは、
朝起きた時や、じっとしている時に起きやすいです。
これは、
大脳皮質(だいのうひしつ)に眠ってた記憶が
目を覚ますためです。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Cerebral_cortex.jpg)
私たちが何か思い出したり、
イメージを思い浮かべるときは
ここが「映像化」しています。
そしてもう一つ、
海馬(かいば)という場所があるのですが
ここにも記憶が存在しています。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Hippocampus.jpg)
海馬には、強いインパクトを受けた記憶や
何度も繰り返し覚えたものがあります。
ちなみに、
部長に叱られたなどの近況記憶はココにあり、
幼い頃の深い思い出は大脳皮質にあります。
そして、これらの記憶は、
ある「きっかけ」によって呼び覚まされます。
それが、
視覚
聴覚
嗅覚
味覚
触覚
こういった刺激です。
たとえば、
レモンを見たときに「唾液」が出るのは
目から入った情報が「記憶」を呼び覚ますためです。
思考も同じく、
雑念イメージや言葉がきっかけとなり、
それにまつわる記憶を呼び覚まします。
このような現象を条件反射と言い、
○○が起きたと同時に○○になる
といった風に、
きっかけ = 記憶 がシンクロします。
つまり、悪いことや嫌なことばかり思い出すのは
条件反射が敏感になってるんですね。
どうしてなの?と言いますと、
これは「インパクトの強い記憶」があるためです。
私たちは、
何か嫌だなぁ..という出来事があると
そのことばかり注目してしまいます。
これを社会心理学で「自己注目」と言い、
一度気になりだしたら止まらなくなるものです。
たとえば、友達とケンカした日の夜に
気になって眠れなくなる状況がこれです。
このとき、脳の前頭前野というところが
嫌なことや悪いことばかり考えます。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Prefrontal_cortex.jpg)
どうしてこんなことするの?と言いますと、
嫌なことや悪いことを
解決する方法を考えているためです。
つまり、不安を取り除いて
もとの安心に戻る方法を算出するのです。
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たとえば、私が広場を歩いてて
「落とし穴」に落ちたとします。(;´e`)
そうすると、その出来事は
悪い思い出として記憶に残ります。
そのあとも、
- 広場を見るたび思い出す..
- 「落ちる」と聞くと思い出す..
- 当時とおなじ服を着たとき思い出す..
このように、
そのときの嫌な記憶が浮かびます。
そのたびに私は不安を感じるので、
前頭前野が「何とかしなければ!」と考えます。
このときに使われるのが、
先ほどの「悪い思い出」です。
そして、
前頭前野は「その記憶をテーマ」に、
- なぜ落とし穴に落っこちたのか?
- なぜ気づかなかったのか?
- 私がだらしないからなのか?
- 日頃のおこないが結果にでたのか?
- どうしたら落ちずに済むのか?
こういった感じに「原因と結果と対策」を、
あれこれ考えます。
これが、
悪いことばかり思い出している状態です。
そうすると、私の前頭前野が
「その広場に行かなければ大丈夫!」
という解決法を導き出します。(;´e`)オソ!
そして、
このあと広場を避けたら大丈夫だったので
悪い思い出はだんだん消えていきました..
..のはずなのですが、
落とし穴に落ちる自分はダメな人間だ..
などの思いがあると、悪い思い出は残ります。
そして、
今度は自分を「改善する方法」が始まります。
ふたたび悪い思い出がテーマになるので、
嫌な記憶は何度も繰りかえし起きます。
そうすると、
考えるほどインパクトの強い記憶へと変化し
海馬に「長期記憶」として定着してしまうのです。
こういった記憶は、
マッチのように「すぐに火がついてしまう状態」にあります。
そのため、
ちょっとした「きっかけ」でも記憶に火がついてしまい、悪い思い出が燃え上がってしまうのです。
これが、先ほど説明にあった
条件反射が敏感になっている状態です。
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起きてしまった出来事は無念ですが、
それを「ずっと考え続ける」ことが原因です。
しかし、なぜ私たちは良いことよりも
嫌なことや悪いことばかり覚えているのでしょうか。
これは脳の奥の方に、
あえて不安や恐怖を「特化している場所」があるためです。
それが、
扁桃体(へんとうたい)です。
「恐怖」を管理する場所
扁桃体をシンプルに言えば
危険を察知するところです。
原始脳とも呼ばれており、
すべての生き物にある「防衛する脳」です。
ここは、
情動(感情)を作り出す
恐怖を学習する
闘争心が芽生える
逃走反応をする
こういった役目をします。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Amygdala.jpg)
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Amygdala.jpg)
すごく「恐怖」にシビアなところで、
つねに危険なことを見張ってます。
たとえば、家のドアノブを触ったときに
静電気でバチッ!となると、
私たちは瞬時に手を引っ込めます。
仮に「よそ見」をしていても、
なぜかカラダが勝手に反応しますよね。
これこそが扁桃体の役目であって、
危険を察するプロフェッショナルなのです。
そのため、
基本的には「怒り」や「悲しみ」といった、
マイナス感情しか取り扱っておりません。
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扁桃体は、笑顔が素敵な人よりも
眉間にシワをよせた人に反応します。
つまり、
怒っているような人を危険とみなし
すぐに恐怖の感情を起こします。
竹中直人さんのように「笑いながら怒る人」も、
危険とみなし、恐怖の感情を起こします。
そうすると、
- 逃走、後悔、劣等感、罪悪感、嫌悪
- 攻撃、怒り、嫉妬、憎しみ、不満
- 軽蔑、恨み、空虚、苦痛、恥ずかしい
- 不安、焦り、がっかり、心配
- 絶望、泣く、悲しむ、寂しい
こういった情動(感情)が起きます。
そのときの状況によって
起きる情動はそれぞれですが、
とにかくマイナス感情がメインです。
これらはネガティブばかりですが、
本来は危険を避ける「行動エネルギー」なのです。
先ほどの説明で
悪い記憶に敏感になるというのがありましたが、
これは扁桃体が海馬にくっついてるためです。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Amygdala_Hippocampus_1.jpg)
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たとえば、
外から何かしらのネガティブを受けると、
5感を通して扁桃体へ伝わります。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Amygdala_Hippocampus_2.jpg)
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そうすると、
扁桃体はネガティブを発動し
近くにある海馬を刺激します。
このとき、
海馬はネガティブな記憶が触発されて
近くにある扁桃体をさらに刺激します。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Amygdala_Hippocampus_3.jpg)
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すると、
さらに扁桃体はネガティブになり、
不安や恐怖を大きくします。
このように、
扁桃体と海馬のキャッチボールが続くので
どんどん悪い記憶が湧き出てくるのです。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/Amygdala_Hippocampus_4.jpg)
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つまり、これが..
悪いことばかり思い出す原因です。
しかし、
これは扁桃体を「幸せ」で満たしてあげると、
すぐに解決へ繋げることができます。
強い効果を発揮する3つの対処法
1.すぐできる対処法3選
まず最初に、
すぐに出来る対処法を3つ紹介します。
2.身のまわり掃除・整理整頓
3.ウォーキング
1つ目の対処法は、
ネガティブと距離を置くことです。
たとえば、
- ネガティブな情報(人)
- ネガティブなもの
- ネガティブな言葉
などは、できるだけ距離を置きましょう。
説明にあったように、
外からのネガティブをたくさん受けると
扁桃体と海馬が「過敏」になります。
そうすると、
ネガティブ思考になりやすく
嫌な記憶も起きやすくなります。
ですので、
⇩
できるだけ見たり聞いたりするのを止めて、
・為になるような情報
・癒されること
・楽しい嬉しいこと
に変えましょう。
自身にとって楽しい・愛情があると
思えるような人と交流しましょう。
ネガティブなもの
⇩
ネガティブな曲・動画・ピクチャーなどは、
できるだけ距離を置き、自分の楽しいものに置き換える。
ネガティブな言葉
⇩
ネガティブな言葉の代わりに、
自身にとって心地良い言葉に変える。
ありがとう。運が良い。恵まれてるなど。
このような習慣が身につくと、
嫌なことや悪いことを感じる「度合」が薄れます。
3日間続けるだけでも、
かなり効果を感じられますよ。(^e^)
2つ目の対処法は、
身のまわりの掃除と整理整頓です。
私たちが受け取る情報の中で、
とくに影響大きいのが「視覚からの情報」です。
そのため、
部屋が散らかっていたり、汚れていたりすると
それが悪い記憶の引き金になります。
それを防ぐためにも、
まずは目に見える範囲の掃除と整理整頓をしましょう。
これは私の経験ですが、
要るもの・要らないものを分別していると
- 以前通っていた診察券
- 事情のある写真や手紙、ハガキ
- いつか売ろうと思ってたもの
こういった不安をほのめかすものが出てきます。
突然の嫌な思い出は、
このような「些細なもの」が、きっかけになります。
ですので、
これを機に思い切って断捨離してみましょう。
このとき、「学ばせてくれてありがとう」
と心の中でつぶやきながら手放してくださいね。
不安になるけど、思い入れがあって
どうしても手放せないものがあると思います。
そのときは「箱」に入れて、
目の入らない場所にて保管しましょう。
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3つ目の対処法は、
カラダを動かすことです。
これは「すぐに対処したいとき」に有力です。
内容は、ジョギングをしたり、
スポーツをしたり、ダンスをしたりと、
カラダを大きく使うものが効果的です。
そうすることによって、
- ドーパミン
- エンドルフィン
- セロトニン
こういった幸せホルモンと呼ばれるものが
脳内やカラダから分泌されます。
これらの物質は、
扁桃体が出しているストレス物質を「抑えるはたらき」をします。
カラダを動かすといっても、
方法は人それぞれだと思います。
その中でも、幸せホルモンを効率よく促し
手軽におこなえるのが「ウォーキング」です。
さらに、
緑地公園などの自然を見ながらおこなうと、
とても効果的です。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/green_walk-1.jpg)
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これはグリーン・エクササイズとも言い、
自然が織りなすゆらぎが心身に癒しをもたらします。
嫌なことや悪いことが頭から離れないときは、
まずカラダを動かしてみましょう。
5分ウォーキングをするだけでも、
かなりスッキリすると思います。
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2.不安を「制御」する
次にお伝えする対処法は、
頭に浮かんでくる不安を制するものです。
これは、
問題とされるものを「すべて書き出す」ことで
その全容を明らかにします。
私たちの不安や心配は、
頭の中をふわふわ漂っている状態にあります。
そうすると、どの角度、どのタイミングで
不安に襲われるか分からないので悩みます。
ジャングルに例えるなら、
いつ襲われるか分からない猛獣たちに囲まれて
日々を過ごしているようなものです。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/cat-1865538_640.jpg)
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つまり、
私たちは猛獣たちを把握できてないので
恐怖に振り回されて悩むのです。
ですが、
その猛獣たちを「一か所」に集めると
どうでしょうか。
悩んでいた恐怖はこんな感じなんだ..と、
その全容を見ることができます。
![](https://choritsu-lounge.com/wp-content/uploads/2020/08/cat-727261_640.jpg)
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そうすると、
- 小さな猛獣なら大丈夫そうだ
- 中くらいのは相談すれば何とかなりそう
- 強いのは「触らぬ神に祟りなし」
こういった感じに、
不安の大きさを知ることができます。
ですので、
いま抱えている不安や心配に思うことを
すべて書き出してみましょう。
そして上記のように、
解決できそうな順番に並べてみてください。
この対処法で大切なのは、
不安や恐怖に振り回されるのではなく
⇩ ⇩ ⇩
不安や恐怖を自身で制御する
こういった思いに変えることにあります。
小さな問題が解決できると、
次の問題も解決できるようになります。
雨垂れ石を穿つという「ことわざ」がある通り、
その積み重ねが大きな力となって、
大きな解決へ繋がる可能性もあります。
雨垂れ石を穿つ
(あまだれいしをうがつ)
軒下から落ちるわずかな雨垂れでも、
長いあいだ同じ所に落ち続ければ
ついには硬い石に穴をあけるという喩え。
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3.まわりに「貢献」する
最後の対処法は
利他の心(りたのこころ)になります。
これは、前回紹介した徳を積むことです。
では、どうして
徳積みが対処法になるの?と言いますと、
扁桃体が安心するためです。
徳積みの内容としては、
- 掃除や整理整頓
- まわりの人への親切、助け合い
- まわりへの思いやり、感謝
こういったものです。
功徳(くどく)を心がけることで、
貢献した人には思いやりの心
受け取った人には感謝と愛情が生まれます。
そうすると、お互いの心は
幸せだなぁとしみじみ感じます。
このとき体内には、
オキシトシンという物質が分泌されます。
これは、
愛情ホルモンとも呼ばれ、
- 幸せ感の向上
- 不安や恐怖を抑制する
- 記憶力の向上
- ストレスの緩和
- 心臓機能の向上
- 免疫機能の向上
- 質の良い睡眠を生む
こういった効果をもたらします。
すると、
オキシトシンは興奮している扁桃体に作用し
マイナス感情を打ち消けし安らぎを与えます。
このように、人徳を備えることによって
貢献した人もされた人も幸せな気分になり、
さらに「自分の心」も成長させることができます。
悪いことばかり思い出すときには、
自分とまわりが幸せになることを行いましょう。
そうすることで、
私たちから生まれる「愛情」が
解決へと導いてくれますよ。(^e^)
エンディング(まとめ)
今回のお話しをまとめますと、
- ネガティブと距離を置く
- 身のまわりの掃除・整理整頓
- カラダを動かす(ウォーキング)
2.不安を制御する
- 問題をすべて明らかにして、
不安を自ら制御する。
3.まわりに貢献する
- 自身とまわりが幸せになるような
功徳をおこなう。(徳を積む)
になります。
悪いことばかり思い出してしまうのは、
マイナスに捉えがちですが、決してそういうことはありません。
悪いことを考えているように見えて、
幸せになる方法を精一杯考えているんです。
生物学的には防衛本能と呼ばれますが、
問題解決を考える姿が不安や心配という形に見えるのです。
そして、
それは「いかに自分を大切にできるか」という証でもあります。
鳥も、ライオンも、牛も、犬も、ペンギンも、
自分や仲間たち子どもたちを大切にします。
そうすると、
安心と幸せを受け取った子どもたちは、
また次の世代へとそれを伝えていきます。
こういった、
揺るぎのない安心と幸せを与えてくれるのが、
愛情なのかもしれませんね。
最後まで本記事をご覧いただき
ありがとうございました。(^e^)☆
家でキャンプも良いなぁ。