なぜ正直に生きると損するの?今までの素直な心が「強運」に変わる3つの智慧。


いつの時代であっても、
私たち「人」の心は素直で正直が一番です。




しかし、
世間を見渡せばズル賢い人ばかりが得をして、
正直な人ほど報われていないように感じます。



そして、真面目に努力しても報われないなら、
自分も「ズル賢くなるしかない..」と魔が差してしまいます。



ですが、そのようなことを考えるほど、
良心が痛み、これまでの素直な心が傷つきます。



正直者が損をしてしまう不条理な出来事は、
正直という「言葉」に原因があるようです。



そして、正直者が損をしない手立てもまた、
言葉の中に隠された「意味」にあります。



今回は、その詳しい原因の解説とともに、
先賢たちが教えてきた「報われるための知識」をお伝えするべく、



今までの素直な心が
「強運」に変わる3つの智慧。




を紹介します。

 

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どうして正直に生きると「損」するの?


むかしの諺(ことわざ)にも、
正直貧乏、横着栄耀(しょうじきびんぼう、
おうちゃくえいよう)というものがあります。



これは、
正直者が貧乏な生活を甘んじているのに対して、
ズル賢い者が贅沢暮らしするというものです。

ではどうして、
このようなことが起きるの?と言いますと、
ひとつは、正直な人が「優しすぎる」ことにあります。



私たちは小さい頃に、
親(育てた人)や学校の先生から、

人をダマしたり、
ウソをついてはいけませんよ!

 

勉強でズルをしたり、
学校をサボってはいけないぞ!

 

人を傷つけたり、
悪いことを隠してはいけないよ!

このように教えられてきました。



もちろんこれは、
悪いことをすると罰(バチ)が当たったり、
悪い大人になれば留置所に行くことになるので、
素直で真面目に生きたほうが良いというものです。



そしてもう一つ、これと同じことを
「楽しく」教えてくれたものがあります。




それが、

  • 映画やドラマ

  • マンガやアニメ

  • 小説や童話


こういったものです。



よくある形式は、
正義の味方である主人公が「悪者」を成敗するものです。



中には、家族を養うために
悪者になった人もいるかも知れませんが、
やはり最後は正義に負けてしまいます。



悪者が出てこない話には、
主人公の正直さやこれまでの頑張りが実を結び、
ハッピーエンドが訪れるものがあります。



このことから、私たちには、
真面目に生きていれば = 報われる
とったイメージが馴染み深いですよね。



ちなみに、
今回お伝えしているような、

良いことすれば ➡ 良い結果になる

悪いことすれば ➡ 悪い結果になる

こういった関係のことを、
仏教で因果の道理(いんがのどうり)といいます。



これは、

  • (ぜんいんぜんか)
  • (あくいんあっか)
  • (じいんじか)


このような仏教の柱となる
「3つの因果」から成っています。



それぞれの意味は次のとおりになります。

善因善果
良い種まきをすると、
良い結果となって現れる
悪因悪果
悪い種まきをすると、
悪い結果となって現れる
自因自果
自分がまいた種は、
いずれは自分で刈り取る

つまり、
自分のまいた種は「善・悪」どちらであっても、
必ず収穫するときが来るというものです。

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この形は、
仏教以外でも同じ「思想」のものがあり、

うん、たしかに。
世の中の長い歴史から見ても、
みんなこうなってるよね。

世界の賢人たちも、
このように語ってます。



ですので、
この「因果のかたちどおり」に頑張っていれば、

必ず「良い結果」になることに違いはありません。



しかし..

どうして人をダマす人が、
世の中を上手く渡っているの?

 

なぜ同僚は仕事をサボってるのに
給料が同じなんだろう?

 

不正をおこなってる人が、
どうしてずっと良い思いをしているの?

このように、
世を見渡せば素直に頑張っている人が損をして、
ズル賢い人ばかりが得しているように感じます。



では、
なぜこういったことが起きるかと言いますと、
これは「ある出来事」がたくさん起きるので、
そのように感じてしまうのです




それが、
順現業(じゅんげんごう)です。

因果には「3つの時間」が存在する


先ほどの因果には、
それぞれ「結果が起きるまでの
時間」があります。



これを、
仏教では三時業(さんじごう)と呼びます。

お米
順現業(じゅんげんごう)
すぐに結果となって現れるもの
たとえるなら、その年に実るお米

 

桃・栗
順次業(じゅんじごう)
しばらく経って結果に現れるもの
たとえるなら、3年で実る桃と栗

 

順後業(じゅんごごう)
長い時間を経て結果に現れるもの
たとえるなら、8年で実る柿

これは良い実りに例えていますが、
反対の「悪いこと」にも適用されます。



そして、
ズル賢い人が得ばかりしてるように感じるのは、
成果の早い「順現業」がたくさん起きるためです。



では、分かりやすくするために、
「会社」に例えて解説いたします。


ある日、真面目なAさんと、
そうではないBさんが会社に入社しました。

入社したての2人は、
まだ仕事に慣れていないので、
必然と失敗やトラブルが多くなります。



すると、

Aさん
失敗ばかり続く..どうしよう?
なかなか成果を上げられないよ。

このようなことが起きます。



一方Bさんは、

Bさん
真面目に仕事するの面倒だな。
ラクする方法を探すか。

いかに「ズルして成果を上げるか」を考え始めます。



数か月後、
真面目に仕事しているAさんよりも、
なぜかズル賢いBさんの方に成果が出はじめます。

どうしてこんなことが起きるの?と言いますと、
Bさんのまわりに「良い人」がたくさんいるためです。



つまり、彼の巧みな演技や「口車」によって、
素直で優しい人から
成果を巻き上げている可能性があります。



その結果、Aさんのような正直者からすると、
Bさんが「たくさん成果を出している」ように見えます。



するとAさんは..

Aさん
真面目に頑張っても損するだけ。
ならば僕もズル賢くなった方が良いのでは?

このような思いになり、
途中でやさぐれるかもしれません。



しかしAさんは、
もう一度「努力を続けてきた自分」を信じて、
気を取り直し業務をおこなったとします。



そうすると、雨垂れ石を穿つの言葉のように、
越えられなかった壁の向こうが見えはじめます。

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そして、ついにAさんに、
桃栗3年の「順次業」がおとずれます。


こういった「大きな成果」は果物の木と同じで、
種をまいたあと「すぐに」実ることはありません。



ですが、
小さな芽をコツコツ育てれば幹は太くなり、
然るべき「タイミング」で花を咲かせます。



そして、一度「大きな木」ができると、
Aさんには成果の実りやすい日々が続くでしょう。

一方Bさんにも、
桃栗3年の順次業がやってきます。


ズル賢さレベルは上がりましたが、
正直な「心」がほとんど枯渇してしまいました。



そして、
一度こうなると
「素直な自分」に戻れなくなり、
何度も々「同じこと」を繰りかえすでしょう。


今回のAさんのように、
途中で路線変更せずコツコツ努力すれば、
これまでの結果が「かたち」となって現れます。



そして、結果が花咲いたのも、
正直の「本来の意味」を捉えていたことにありま
す。



私たちの知っている、
正直(しょうじき)という言葉は、

仏教語の方正質直(ほうしょうしつじき)を略したものです。

直 = 正 直(しょうじき)

それぞれの意味は次のとおりです。

方正(ほうしょう)
正しくしっかりした心

質直(しつじき)
素直な心

このことを踏まえ、
今回は先賢たちが長い仏教史で伝えてきた、
方正質直の「正しい心」についてお話します。



原本は仏教に関するむずかしいものですが、
できるだけ分かりやすく簡単にしましたので、
どうぞ最後までご覧くださいませ。(^e^)

今までの素直な心が「強運」に変わる3つの智慧。

1.自分を「空」から眺める


最初にお伝えするのは、
自分を「空」から眺めるというものです。



そうすることで、
正しく
しっかりした心へと変わります。



先ほどの方正(正しくしっかりした心)とは、
言い換えれば「とらわれない心」のことです。



では、
いったい何にとらわれるの?と言いますと、
それは煩悩(ぼんのう)です。



これは、
全部で108個あると言われていますが、
中でも「とらわれやすい」ものは、

  • 貪欲(とんよく):欲望

  • 瞋恚(しんに) :怒りや憎しみ

  • 愚痴(ぐち)  :偏見やプライド


こういった
三毒(さんどく)と呼ばれるものです。



先賢たちは、私たちに問題が絶えず起きるのは
心が「煩悩にとらわれているため」と考えました。




ですので、
それを解決するには
「煩悩を手放すしかない!」
ということで「心を正す修行」がされました。

ですが、
現代は学校や会社、家事や育児が忙しく、
修行している時間がないのが実情です。



では、どうすればいいの?と言いますと、
このときに「自分を空から眺めて」みましょう。



たとえば、私が巨大迷路に迷い込み
行き止まりに直面したとします。(;´e`)

そうすると、

  • 自分は今どこにいるの?!
  • どうして行き止まりになったの?!
  • どうすればここから出られるの?!


このように動揺して、
目先の出来事に「心」が持っていかれます。



簡単に言いますと、
これが「心とらわれる状態」になります。



ですが、
迷路を上空から見てみると、どうでしょうか。

  • 自分は今ここにいるのか..
  • こっちに来たから問題が起きたのか..
  • 戻ってあっちに行けば出られる..


こういった「今の状況」が分かるとともに、
とらわれていた心も解放されます。



つまり、
これを日常にたとえるならば、


  • 目先の欲望に負けてしまう!

  • あの人が憎い!あの人が腹立たしい!

  • あの人は間違っている!自分が正しい!


こういったことも、
同じく「出来事に心がとらわれてる」のです。



なので、
こういうときは先ほどの迷路と同じように、
自分を空から眺めてみましょう。



これは、
ドローンで自分を上空から撮影するのではなく、
神様の視点になって「自分を観る」ものです。



ここでは、観る(みる)と表記していますが、
これは「しっかり自分を観察する」という意味です。

そして、

  • 自分は今こういう状況なんだ..
  • 何に心とらわれているんだろう..
  • 困ってるなら助けてあげよう

こういった感じに観てあげてくださいね



自身を「観る」ことに慣れてくると、
今まで気づかなかった「自分の影」が分かるようになります。

このとき、
「自分にはこういった部分があるんだ」
ということに「気づいて」みましょう。



これを自覚(じかく)と呼びますが、
仏教においては自ら覚る(みずからさとる)と言います。




そして、
こういった「自身の影」に気づくことが、
方正(正しくしっかりした心)だと言われています。



ですので、
心の縛られるような出来事があったときは、
いちど自分を空から眺めてみてくださいね。



そうすることで、
もうひとりの「階層の高いご自身」が、
より良い方向へと導いてくれることと思います。

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2.自分の「心」に正直になる


次にお伝えするのは、
自分の「心」に正直になるというものです。



方正質直の
質直(素直な心)とは、
自分の心に素直になるという意味です。



これは、
誰に対しても「素直」になるのではなく、
「自身の心を大事にしましょう」というものです。




たとえば、
私たちは
親(育てた人)や学校の先生から
素直な子になりましょうと教わりましたが、



これは..

  • 親の言うことをきく

  • 先生の言うことをきく

  • ウソやごまかしをしない


当時はこんなことだと思ってました。



そして、
時は流れ
社会に出ると、

  • 親の言うことを素直に聞く

  • 上司や先輩の言うことを素直に聞く

  • まわりの言うことを素直に聞く


このようなことに移行しますが、
これは「すべての人」を聞き入れると必ず「損」することになります。



どういうことなの?と言いますと、
先ほどのズル賢い「Bさん」のような人が、
世の中にはたくさんいるためです。

つまり、そういった人たちに利用され、
自分の時間・労力・お金までも提供していると、
どんどん計算が合わなくなります。



※お釈迦様の言葉にも、
このようなものがあります。

人の心は、
とても弱いものです。

そのため、恐れに苛まれたり、
欲に陥(おちい)りやすくなります。

多くはその心に勝てず、
欲に溺れる者、争いを起こす者がいます。

そういった「人の心」を知り、
慈悲(じひ)の心で世の中を見ましょう。

先ほどお伝えしていたように、
人の心は「煩悩」にとらわれやすく、
ズル賢い人が多い世の中でもあります。



ですので、
そういった世の中を「※慈悲の心」で見ながら、
自身の心にそぐわない要求は「NO」と言い切る勇気を持ちましょう。

※慈悲の心
あわれみいつくしむ心。

世の中こういうこともあるよね。
という情け深く、おおらかな目で見る心

そして、普段の心がまえとしては、
自分と相手にメリットがあること
を基準にするのが望ましいです。




これは、自分も「得」をして、
相手も「得」をするというものです。



自分の素直な心に従っていると、
ときには「良い人」であっても断りを入れたいこともあります。



そういったときこそ、
自分の意見や理由を「素直」に伝えれば、
良い人なら「ちゃんと聞き入れて」くれるでしょう。



ですが、そこで感情的になったり、
裏で手回しするような人に対しては、

同じく「NO」と言い切った方がいいでしょう。

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3.自分の「ありのまま」を見る(エンディング)


最後にお伝えするのは、
自分の「ありのままを見る」というものです。




そうすることで、

今までご自身の培ってきた素直な心が、
人生の「強い味方」に変わると思います。




それでは、分かりやすくするために、
人間万事塞翁が馬という諺(ことわざ)に例えて解説いたします。


昔むかし、中国の北の(とりで)に、
未来がよく当たる(お爺さん)が住んでいました。



ある日、
お爺さんの「大切な馬が逃げ出す」という、
最悪な事態が起きました。

まわりの人たちはそれに同情し、
お爺さんを励ましに行きましたが、

お爺さん
この後、
良いことが起きるじゃろう。

とお爺さんは言いました。



すると翌日、
逃げた馬が「サラブレッド」を連れて帰ってきました。

これはめでたい!ということで、
まわりの人たちが祝杯をあげてくれましたが、

お爺さん
これは、
悪いことが起きる前触れじゃ!

と言いました。



さらに翌日、
お爺さんの息子がサラブレッドに乗ろうとしたら、
馬があばれて足を骨折してしまいました。

するとお爺さんは、

お爺さん
これも、
後で良いことを招くじゃろうて。
ほっ ほっ ほっ..

と言いました。



その翌年、
国との戦いで若者たちは「ほぼ全滅」しましたが、
お爺さんの息子は足のケガで徴兵に行かなくて済んだというものです。

そして..

お爺さん
もし、息子が馬から落ちて骨折しなかったら、戦いで命を落としていたかも知れない。


しかも、自分の馬がもう1頭連れてこなかったら、この出来事も無かったかも知れない。


馬が逃げたときは「無念」に思ったが、今思えば「この出来事があったから」私も家族も幸せなのかなぁ。

このように、
ご自身が「今に幸せを感じている」なら、
それは「過去の辛いことがあったから」かもしれません。



同じく、「不幸せだ」と思っていることも、
過去を辿れば「良いこと」がきっかけだったかもしれません。



お伝えしている「ありのまま」というのは、
こういったプラスマイナス(在りのまま)が、
今の自分に「繋がっている」というものです。



ですので、
ご自身が「悪いことだ」と感じていた過去も、
少しだけ「違う角度」から眺めてみてくださいね。



そして、
「これで良かったかも」と思うことができたなら、
自分の「良いところ」「悪いところ」が、
だんだん「ひとつ」になります。



すると、プラスマイナスに両端ができて、
中道(ちゅうどう)と呼ばれるものが現れます。

真ん中ができると、
そこから「ありのまま」の大きな柱が立ちます。



これは、
プラスマイナスで「しっかり」できているため、
揺らぐことなく未来まで真っすぐ伸びています。

ですので、
今しっかり「良い種まき」をしておけば、
真っすぐ育ち、そのまま未来で花咲かせます。



ですが、この記事をご覧いただいてる皆さまは、
今から本腰を入れて種まきをしなくても大丈夫です。



なぜならもうすでに、
皆さまの「培ってきた素直な心」が、
今までたくさん種まきをおこなってきたからです。



ですので、今後は「ありのままの心」で、
今という時間を大切に過ごしてくださいね。



そうすると、
然るべき「タイミング」をもって、
ご自身のまわりに、たくさんの花が咲くでしょう。



本記事を最後までご覧いただき
ありがとうございました。(^e^)☆