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なんで僕だけ叶ってないんだろう?!
天に祈りが届かなかったのかな?!
このように、他の人は願いが叶っていくのに
なぜか自分だけ成就しないように思います。
毎日まじめに働き、自分磨きをおこない、
社会に身を尽くして頑張っているけど、
変わらない日常だけが過ぎていきます。
これは、私たちの脳の「ある分野」が
別の願いを求めているためです。
そして、
これは「自分では気づかない」ので、
そっちのほうが叶ってしまいます。
ですが、
今からお伝えする大切なことを掴んでおけば、
願いをきっちり「成就」へ導くことができます。
今回は、その「分野」の詳しい解説と共に
願いを成就させる3つの大切なこと
を紹介します。
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下のコンテンツから、
願いを成就させる3つの大切なこと
までジャンプしてくださいね。
本記事で大願成就できれば嬉しいです。
是非ともご覧ください。
願いが叶う「しくみ」とは?

私たちが神社などを訪れたとき、
神様に「願い事」をお伝えします。
これは、
- もっと豊かになりますように
- 不安や痛みが消えますように
- 物事が順調にまわりますように
こういった「幸せ」につながることです。
この「幸せになりたい」という願いは、
実は今この瞬間「きちんと」叶っています。
どういうことなの?と言いますと、
私たちの無意識が「幸せな範囲」を叶えているのです。
これは、
- 料理を作って食事をする
- スマホでゲームをする
- お風呂に入って寝る
こういった、
とくに抵抗を感じない「行動範囲」のことです。
このような慣れ親しんだ範囲のことを、
心理学ではコンフォートゾーンと言います。
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図の青いエリアがコンフォートゾーンで、
日本語で心地よい居場所という意味です。
そして、外の赤いエリアが
デンジャーゾーン(危険地帯)と呼ばれており、
初めてのことや不慣れなことをすると「不安や心配」になります。
▽詳しくはこちらを読んでみてね▽
そうすると、私たちは居心地が悪いので
もとの心地よいコンフォートゾーンに戻ります。
これを、私たちの無意識の分野が
叶えようとしているのです。
つまり、
心地よさに落ち着きたいという、
目的(願い)を
⇩
果たしている(叶えている)
ということです。
この概念は「目的論」と呼ばれており、
アルフレッド・アドラーの心理学のひとつです。
たとえば、
過去に彼女にフラれた人がいたとします。
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彼女が作れなくなってしまった・・
しかし
アドラー先生は、
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過去のトラウマを利用しているのだよ。
とおっしゃいました。
そのとき、
「原因論」を唱えたフロイト先生は
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彼女を作れないのはトラウマが原因ですよ!
とおっしゃいました。
ですが
アドラー先生は、

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これ以上傷つきたくないことに
心地よさを見い出しているのです。
その「目的を果たす」ために、
トラウマを利用しているにすぎません。
と言いました。
しかし
フロイト先生は、
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火のないところから煙は出ませんよ!
原因となるものを見直しましょうよ。
このように述べました。
そして・・

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過去のトラウマが原因だったとしても、
すべての人に言えますでしょうか?
それを乗り越えて、
幸せになった人がいるのも事実ですよ。
と、超厳しいご意見ですが、
これがアドラー先生の目的論です。
たしかに、過去に心の傷があっても
幸せな人生に返り咲いた人はたくさんいます。
ですが、これもすべてではなく
心の深い傷で幸せを叶えられない人が
たくさんいるのも事実です。
では、どうすればいいの?と言いますと、
これには知っておくべき「重要なこと」があります。
それが、
私たちの「無意識の力」です。
無意識が「願い」をサポートする
私たちの無意識は、
- 心臓を動かしたり呼吸をおこなう
- 食欲・睡眠欲・性欲を促す
- 危険を察知、回避する
主にこういった役目をします。
そして、これは生存本能なので
自分の「思考」で止めることができません。
たとえば、
- お腹が空いた
- すごく眠たい
- トイレに行きたい
こういったことを思考で止めようとしても、
かなり「むずかしい」ですね。(;´e`)
そして、
先ほどの説明にあったコンフォートゾーンも
同じく無意識下に属しています。
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この分野は、
海馬や扁桃体と通じているので、
遠い「過去の記憶」とも繋がっています。
▽こちらも読んでみてね▽
ですので、楽しい思い出に通じれば
トラウマような「悪い思い出」にも通じています。
そのため、
トラウマを思い返したりすると
- 不安を過剰に避ける
- 今にとどまる(行動しない)
こういったことを、
コンフォートゾーンが叶えようとします。
ちなみに思考(意識)の力は、
私たちが持つ意識の「一角」でしかありません。
これに対して無意識は、
前意識を含め大部分を占めています。
ですので、思考(意識)で願ったとしても
不安から身を守る「無意識の力」に負けてしまいます。
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僕はもう彼女ができないのでしょうか?
と思ってしまいますが、
それは心配いりません。
なぜなら無意識(コンフォートゾーン)は、
幸せな願いを味方してくれるためです。
今回の場合は、
願いよりも「過去の不安」が大きかったので
コンフォートゾーンは、そっちをサポートしました。
つまり、不安を避けたり、あえて動かないことで
心地よい居場所を堅守していたのです。
しかし、このサポートは
不安や心配に限られたことではありません。
たとえば、
イチロー選手やプロ棋士の藤井聡太さんは、
小さな力で「大きな成果」を生み出すことができます。
これを、
分かりやすく自動車にたとえるならば
運転手(目的地を指示、操作)
+
自動車(力強いパフォーマンスを発揮)
⇩
大きな目的を達成(大きな成果を得る)
こういったことが起きてるのです。
つまり、運転手(私たちの思考)の願いを
自動車(コンフォートゾーン)が全力サポートしているのです。
このように、
お互いの力が余すことなく一致することで、
大きな成果を達成できるということです。
そして、
こういった「無意識の力」を自在に扱うには、
ある能力が必要不可欠になります。
それが、
問題解決してきたスキルです。
願いを成就させる3つの大切なこと
1.最初に「知って欲しい」こと
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まず最初に、
知って欲しい重要なことをお伝えします。
それが、
誰しもが経験する認知の歪み(にんちのゆがみ)というものです。
たとえば、
夢や願いに向けて日々行動していると
- 僕より知識や能力が優れている人
- 私よりかわいくて自信たっぷりな人
- 俺より教養が良くてお金持ちな人
だんだんこういった人が、
見えてくるようになります。
そして、
自分はもっと
- 知識や能力が優れてなければならない
- かわいくて自信たっぷりじゃないとダメ
- 教養が良くてお金持ちであるべきだ
このような、
「願いを叶えるには○○であるべき」という考えが強く出ます。
このとき、
理想と現実に大きなギャップを感じますが
これを認知の歪みと言います。
そして、
この「○○であるべき」という思いで行動すると
だんだん不安がつのり、どんどん苦しくなります。
それと同時に、行動したくない
もとの心地よさに戻りたい思いも強まります。
そうすると、
- 不安なのは「自分」に自信がないからだ
- 不安から逃げる「自分」はダメな人間だ
- 他の人より「自分」が劣っているせいだ
このように、
不安要因が「自分にある」と思い始めます。
その結果、
願いの成就を足止めしてしまうことに繋がります。
冒頭の説明にもあったように、
これらの不安はコンフォートゾーンの外に出た。
つまり、心地よい居場所を出たことで起きます。
そして、これは生存本能ですので
私たち「人」を含め、すべての生き物が体感します。
▽不安のメカニズムはこちら▽
ですので、
私たちが今までにない行動をするときには
- 自然と不安や心配が起きてくる
- もとの心地よさに戻りたくなる
- まわりと比べてギャップを感じる
このようなことがあることを、
前もって知っておきましょう。
※ちなみに、不安や心配が大きいときは、
無理せず心地よい居場所に戻ってくださいね。
(;^e^)
私も過去に、
不安を押し切って一生懸命頑張ってましたが、
どんどん苦しくなって行動できなくなりました。
ですので、
まずは自身の願いや目標をきっちり設定して、
カンタンにできることから進めていきましょう。
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しかし・・・
初めてのことであっても、
- 自信に満ちあふれている人
- スムーズに物事が進む人
- すぐに成果が出せる人
このような人もいます。
これは、その人のコンフォートゾーンに
既存の「回路」が存在しているためです。
それが、
次にお伝えする「手続き記憶」になります。
2.成就の「基礎」を構築する
次にお伝えするのは、
成就の基礎を構築するものです。
私たちが願いを決めると、
未来とのあいだに一本のかけ橋が架かります。
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ここでは、
この「橋」をどんどん強化していき、
願いの成就率を大幅に上げていくという概念です。
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しかし、すぐには強化できないので
まずは小さな目標を少しずつ達成しましょう。
そうすることで、
願いを叶える「しっかりした基礎」ができます。
その最初の作業が、
コンフォートゾーンを少しずつ広げていくものです。
それでは、
順に説明していきますね。(^e^)
私たちが行動や学習を重ねると、
ラーニングゾーンというものが広がります。
そして、この学習ゾーンを達成していくと
コンフォートゾーンがひとまわり大きくなります。

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すると、
私たちの「自信・安心」といったものに変わり
抵抗なく行動できるようになります。
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これが、
成就の基礎を作る基本的なやり方になります。
そして、
これには手続きという一連の流れを
少しずつトレーニングする必要があります。
たとえば、
私の願いが「自転車に乗れること」だったとします。
(;^e^)
そして、何度も練習にはげみますが
おそらく「失敗」のほうが多くなると思われます。
このとき、何度も失敗をくり返すと
だんだん練習するのが苦しくなります。
その結果、
もとの心地よさに落ち着くために
- 私にセンスがないからだ
- もともと運動神経がないからだ
- 地面に足が届かないからだ
このように、
乗れない理由を探し始めますが
これが先ほどアドラー先生の言ってたことです。(;´e`)
そして、
ここで「やっぱり自分は無理だ」と決心すると
練習しなくなる、つまり「願いの成就」がなくなります。
しかし、
私の心が何かに揺り動かされ
練習する
⇩
失敗して落ち込む
⇩
問題を見つけて改善をする
⇩
それを踏まえたうえで練習をする
⇩
少し乗れるようになったので微調整する
このように、
コツを学習しながら練習していると
脳に手続き記憶という回路が作られます。
これは、情報を伝えるニューロン神経細胞たちが
シナプスと結びつくことで形成されます。
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そして日々練習を重ねることで、
ニューロンに「たくさんの電気」が流れ始めます。
そうすると、
シナプスが新しいカタチに変わりはじめ、
形が成立すると自転車に乗れるようになります。
ちなみに、
一度この手続き記憶が作られると
- 不安が自信や安心に変わる
- コツを忘れることがない
- 更なるレベルアップが可能
こういったことが得られます。
ですので、まずは願いの手続き記憶を
少しずつ構築していきましょう。
さらに、これがある程度できてくると
今度は「別の手続き記憶」が結びつく可能性があります。
そうすると、
願いの成就が早くなります。
3.願いの成就を「加速」させる(エンディング)
最後にお伝えするのは、
成就スピードを加速させるものです。
これは、
解決スキルを「味方につける」ものです。
前述にあった手続き記憶は、
他にもまだまだ「たくさん」存在します。
たとえば、
- 今まで学校で勉強してきたこと
- 料理や子育てしてきたこと
- 趣味などで楽しんできたこと
こういった、
日常で培われてきたものです。
そして、これらは
似たもの同士が「結合しやすく」なってます。
そのため、うまくポイントを押さえれば
すぐに大きな成果を出せるようになります。
どういうことなの?と言いますと、
身近で言えば「スマホ操作」がそうです。
たとえば、
今まで使っていたものとは違う
新しいスマートフォンを購入したとします。
これは、
初めて使う新たなメーカーですが、
なんとなく以前使っていたのものと似てます。
そして、
アプリや操作手順も似た感じであれば
コツをつかめばすぐに使えるようになります。
ちなみにこれは、
今回の新しい手続き記憶が
以前のスマホ手続き記憶に結合したためです。
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つまり、
スマホを操作したい(願い)
+
コンフォートゾーン(すでに経験済)
⇩
成果(すぐに叶う)
こういった近道が起きるのです。
この手続き記憶は、
言い換えると「問題解決スキル」です。
先ほどの自転車でいえば、
乗れない「問題」を
⇩
練習で少しずつ「解決」した
ということです。
そして、練習(解決スキル)が積み重なると
最終的に自転車に乗れるようになります。
これと同じく、願いを叶えるときも
解決スキルが必要になるということです。
では、どうやって磨けばいいの?と言いますと
ひとつは、先ほどの基礎を着実に構築していくことです。
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もうひとつは、
過去の経験から「解決できたこと」を探しましょう。
たとえば、
- 辛いことを乗り越えたこと
- 自分で決めたものを達成できたこと
- まわりに貢献して喜ばれたこと
こういった実績です。
そして、
解決スキルを状況に応じて活用できれば、
どんどんコンフォートゾーンが強化されます。
このサイクルに突入すると、
脳神経ネットワークが大幅に向上します。

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そうすると、
- アイデアが浮かびやすくなる
- ヒントに気づきやすくなる
- 直感力が冴えてくる
こういった好状況に恵まれます。
これは感覚や直感力の世界ですので、
うまく活用できれば、さらに「自身の強い味方」になると感じます。
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私たちが何かを願うときは、
必ず未来とのあいだに一本の線が繋がります。
そして、線上を辿るように進んでいけば
思い描いた未来へと近づいていくでしょう。
線には様々ものがあり、
強くて太いものもあれば、細くて切れそうなものもあります。
そして、
順調にたどり進んでいけるときもあれば
途中で切れてしまうときもあります。
ただ、ひとつだけ言えるのは
再び繋ぎなおすことができる唯一の方法が「願い続けること」だと思います。
この未来は、
どの角度、どんな距離で繋がっているのか
科学や物理をもってしても解明できません。
ですので、願った未来と繋がれるように
日々準備しておくことが「いちばん大切なこと」だと感じます。
本記事を最後までご覧いただき
ありがとうございました。(^e^)☆
みんな結婚して幸せになったなぁ・・