こんにちは。
著者の本条公貴(ほんじょうこうき)と申します。
今回は、嫌なことばかり覚えている原因と
すぐにできる解消法を紹介いたします。
私たちが日常を過ごしていると、
楽しい、嬉しい、不安なこと、悲しいこと
色んな出来事があります。
楽しい、嬉しい、不安なこと、悲しいこと
色んな出来事があります。
そして、どちらかと言えば
良いことよりも嫌なこと・悪いことばかり覚えてますね。(;^e^)
私は以前、
部長に叱られた記憶を忘れる努力を試みましたが、
やはり朝起きたとき、寝る前などに思い浮かんできます。
部長に叱られた記憶を忘れる努力を試みましたが、
やはり朝起きたとき、寝る前などに思い浮かんできます。
これは防衛脳(ぼうえいのう)と呼ばれるところが
今後の安全を図るために記憶するようです。
しかし、なぜか悩みが解決されたあとでも
嫌な思い出は消えることなく残ってますよね。
今後の安全を図るために記憶するようです。
しかし、なぜか悩みが解決されたあとでも
嫌な思い出は消えることなく残ってますよね。
では、
どうしてこんなに覚えているの?と言いますと、
これは興味深い本を読むときと「同じこと」が起きてるのです。
つまり、
気になったページを何度も何度も読み返してるのです。
どうしてこんなに覚えているの?と言いますと、
これは興味深い本を読むときと「同じこと」が起きてるのです。
つまり、
気になったページを何度も何度も読み返してるのです。
記憶は「思い返す」と定着する
私たちの記憶は、
何度も思い返すことで脳に定着します。
ですので、
私は部長のページを何度も読み返したから
それが脳にずーっと定着してるのですね。(;^e^)
私は部長のページを何度も読み返したから
それが脳にずーっと定着してるのですね。(;^e^)
ちなみに私たちの防衛脳は、
- 気になること
- ショックなこと
- 不安や心配なこと
こういった出来事がとても興味深いです。
そのため、ほんの些細なことであっても
気になったり、心配なことは何度も思い出してしまうのです。
反対に、
私は「為になる本」を頑張って読んでますが、
なかなか内容が記憶に残っていきません。
なぜなら、
それ以降読み返したり思い出すことがなく、
一度読んだだけで終わってしまったからです。
(;´e`)
それ以降読み返したり思い出すことがなく、
一度読んだだけで終わってしまったからです。
(;´e`)
このように、
私たちの脳は、たとえ嫌な記憶であったとしても
繰り返さなければ「忘れることができる仕組み」なんです。
私たちの脳は、たとえ嫌な記憶であったとしても
繰り返さなければ「忘れることができる仕組み」なんです。
しかし理屈は分かっていても、
どうしてこんなに嫌なことを何度も思い返すのでしょうか。
どうしてこんなに嫌なことを何度も思い返すのでしょうか。
それは、
私たちの脳にある無意識の分野が、
勝手に思考を動かしてしまうためです。
不安や心配は「意識する」と消える
私たちの脳には、
意識できる領域
無意識の領域
この2つの分野があります。
意識できる領域とは、
明るさや色、音を聴いたり、香りを感じたり
手や指先で触れることができる「認識範囲」です。
明るさや色、音を聴いたり、香りを感じたり
手や指先で触れることができる「認識範囲」です。
そして、
先ほどのように勝手に思考を動かしてしまうのは、
私たちの気づかない「無意識の領域」がおこないます。
先ほどのように勝手に思考を動かしてしまうのは、
私たちの気づかない「無意識の領域」がおこないます。
ちなみに、
ここが活性化するのは
・寝る前や朝起きたとき
・なんとなくテレビやスマホを見てるとき
・食器を洗っているとき
・何もすることがないとき(暇なとき)
こういった「ぼうっと」しているときです。
ですので、この状況で嫌なことを考え出すと
不安や心配が頭の中をぐるぐるして止まらなくなります。
不安や心配が頭の中をぐるぐるして止まらなくなります。
これを自動思考(じどうしこう)と言い、
嫌なことが頭の中に定着してしまう要因のひとつです。
嫌なことが頭の中に定着してしまう要因のひとつです。
やっかいそうに見える自動思考ですが、
これは「意識」することができれば防止できます。
たとえば、料理・勉強・スポーツ、
ゲーム、会話などに夢中になっているとき、
つまり「何かに意識を集中させているとき」は、
ぐるぐる思考は起きません。
ですので、
日常で「何か夢中になれること」を探して、
日々たくさん実施できれば嫌な記憶を忘れることが可能になります。
これは「意識」することができれば防止できます。
たとえば、料理・勉強・スポーツ、
ゲーム、会話などに夢中になっているとき、
つまり「何かに意識を集中させているとき」は、
ぐるぐる思考は起きません。
ですので、
日常で「何か夢中になれること」を探して、
日々たくさん実施できれば嫌な記憶を忘れることが可能になります。
すぐにできる解消法
嫌なことを思い出すときは、
・アドレナリン
・ノルアドレナリン
・コルチゾル
こういったストレスホルモンが分泌されます。
そうすると心臓がドキドキしたり、
手や額に汗がにじみ、身体がソワソワして落ち着かなくなります。
手や額に汗がにじみ、身体がソワソワして落ち着かなくなります。
そして、
これはとくに「カラダが動いていないとき」に起こりやすいです。
これはとくに「カラダが動いていないとき」に起こりやすいです。
なので、このようなときは
カラダを大きく動かす運動が効果的です。
それによって、
脳はドーパミンやエンドルフィンといった幸せホルモンを分泌し、モヤモヤした不安感を打ち消してくれます。
脳はドーパミンやエンドルフィンといった幸せホルモンを分泌し、モヤモヤした不安感を打ち消してくれます。
ドーパミン・エンドルフィンは、脳内で機能する神経伝達物質のひとつ。 脳内の「報酬系」に多く分布しており、多幸感をもたらすと考えられている。
ですので、好きなダンスやスポーツをしたり、
ヨガやストレッチなどをおこなってみましょう。
ヨガやストレッチなどをおこなってみましょう。
数ある運動の中で私がおススメするのは、
有酸素運動の代表選手「ウォーキング」です。
有酸素運動の代表選手「ウォーキング」です。
これも歩く時間をのばしていくほど、
ドーパミンやエンドルフィンを促してくれます。
しかも手軽にできますよね。(^e^)
ドーパミンやエンドルフィンを促してくれます。
しかも手軽にできますよね。(^e^)
今回は、
嫌なことばかり覚える仕組みをお伝えしましたが、
こういった記憶は生物学的に「悪いこと」ではありません。
嫌なことばかり覚える仕組みをお伝えしましたが、
こういった記憶は生物学的に「悪いこと」ではありません。
危険のリスクを目いっぱい避けるために、
防衛本能が「意図的」に覚え続けているのです。
防衛本能が「意図的」に覚え続けているのです。
私たちの防衛本能は、
今回のような嫌なことを見せることによって、
・同じ危険の繰り返しを防ぐ
・事前に対処できるようにする
・安全確保の「術」を身につけてほしい
こういった安心へ導いているのです。
ですので、
嫌なことを思い出したり不安になったときは、
心とカラダが「私を守ってくれている」と感じてみてください。
嫌なことを思い出したり不安になったときは、
心とカラダが「私を守ってくれている」と感じてみてください。
そうすると、日々不安に思っていた記憶は、
少しずつご自身から離れていくことと思います。
最後まで記事をご覧いただき
ありがとうございました☆ 本条公貴