【未来の記憶を遡る】願いを叶えていくノートの作り方。

私たちが神社などで「お願い事」をするとき、
叶ったあと、または叶っている最中をイメージします。

神社
これは、ナビで言うところの
「目的地」に到着したイメージと同じになります。


navi
ナビゲーションシステムは、
願った「目的地」を設定すると、
そこまでのルート案内を導き出します。



これと同じように、
私たちが思い描く「未来のイメージ」も、
そこに行くと決めると脳が「ルート案内」を始めます。


そして、これには「ある重要ポイント」があり、
そこをうまく「使いこなせる」かどうかで成就率が変化します。



今回は、
その重要ポイントを自由に使いこなせるための、


願いを叶えていくノートの作り方


を紹介します。



本記事が願いのサポートになれたら幸いです。
是非ともご覧ください。


「願いノート」の作り方


※今回使用するノートですが、
基本的に「自分の好きなもの」を使いましょう。




筆記用具も指定はありませんので、
シャープペンシル、ボールペン、鉛筆など「使いやすいもの」でOKです。



そして、「叶えたい願い」を、
思いつくかぎりノートに書き出しましょう。




書き方も「自由」です。
ご自身の願いをありのまま書いてみてください。

書くときのポイント
叶えたい願いを全て書く

「気になるショップに行きたい」「高級レストランに行きたい」「新しいゲーム機が欲しい」など、どんな小さな願いでも書きましょう。

遠慮せずに叶えたい事を書く

願いノートは「叶いっこないよ..」と遠慮して今の自分に合わせる必要は一切ございませんので、自身が思い描いている大きな夢も書き出しましょう。

後で追加してもOK

願いは「あとで思いつく時」があります。その時もどんどん追記していきましょう。

願いを「ピックアップ」する

次に先ほどの願いの中から、
「叶えられそうな願い」をピックアップしてください。

たとえば..

マイホームが欲しい
英語が話せるようになりたい
気になるショップに行きたい
田舎暮らしがしたい
子宝に恵まれたい
今以上に豊かになりたい
高級レストラン並みの料理作りたい
新しいゲーム機が欲しい
結婚したい

なぜ最初に小さな願いを叶えるの?と言いますと、
私たちの脳は大きな願いに対して「本当に叶うの?」という不信を抱きます。



これは、
当然ながら「叶えた経験がないため」です。



しかし、
「小さな願いを叶えること」に対しては、
なぜか信じようとしま
す。



なぜなら、これは「再現性」がある、
つまり「叶う見込みがある」と判断するためです。



そして、
この小さな願いを順番に叶えていくことで、
達成経験を積み上げていきます。



これをスモールステップと呼び、
小さな達成を積んで「大きな達成」にしていく方法です。

スモールステップとは、最初から高い目標を掲げるのではなく、目標を細分化し、小さな目標を達成する体験を積み重ねながら、最終目標に近づいていくこと。

今回の要点は、
たくさん「願いを達成」することで、
自分に「経験を蓄える」ことがポイントです。



そうすることで、

  • スムーズに行動できるようになる

  • 自信や安心が生まれてくる

  • 楽しい気分が芽生えてくる


こういった事が起こります。

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プロのスポーツ選手やノーベル受賞者も、
積み重ねてきた経験(自信)が大きな功績に繋がっています。



最初は小さなことでも良いので、
「願いを叶えること」に力を注いでみてくださいね。(^e^)


願いを「より現実的」にする


最初に書き出した叶えたい願いの中から、
「レベルの高そうな願い」をピックアップしてみてください。

記入例

マイホームが欲しい
英語が話せるようになりたい
気になるショップに行きたい
田舎暮らしがしたい
子宝に恵まれたい
今以上に豊かになりたい
高級レストラン並みの料理作りたい
新しいゲーム機が欲しい
結婚したい

ピックアップできましたら、
叶えたい願いを「より現実的」へアップグレードします。




ポイントは、
文章に「心地良い感情」を持たせるのが望ましいです。

安心
楽しい
嬉しい
面白い
感動する
心地良い
美味しいなど

たとえば、「結婚したい」を
より現実的な願いに変えますと..




一年後には、素敵な結婚相手と
楽しそうに挙式の打ち合わせをしている




このように、
叶った後のイメージが浮かびやすい文章へ変えてみましょう。



そうすることで、
脳の中に「再現性の高い印象」が作られ、
そこから具体的なルートを算出するようになります。

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願いを叶える重要な「ポイント」とは?

願いノート
ここで願いの成就に必要不可欠な、
「ポイント」について少しだけ説明いたします。



冒頭にあった「未来の記憶」とは、
未来に起こった「結果」です。



たとえば、
いま主婦の方が「記憶」をさかのぼっていくと、
将来結婚すると決めた「過去の自分」に辿り着きます。



そして、
先ほど転換した「一年後には素敵な結婚相手と、楽しそうに挙式の打ち合わせをしている」という願いも同じで、未来では結婚しています。



その未来から記憶をさかのぼっていくと、
結婚すると願った過去の自分、
つまり「今の自分」へと辿り着くことになります。



そして、
この2つに共通する点が、

過去に願ったことが

今、叶っている

ということです。



ですが、
「過去に願ったことでも、今叶ってない事もあるよ」と私は思います。




では、なぜ同じように願っているのに
「叶うもの、叶わないもの」があるのでしょうか。



それは、
結果を大きく左右する

プロセスの関係です。



プロセスとは過程・工程のことで、
今回の場合で言いますと、




願い

プロセス(ここに該当します)

成就



このフォーマットは、
どんなに小さくても大きくても変わることはありません。




これを「因果性」と呼び、
「ヒマワリの種からはヒマワリしか咲かない」というのと同じです。

因果性とは、2 つの出来事が原因と結果という関係で結びついていることや、あるいは結びついているかどうかを問題にした概念である。日本語では「因果関係」という表現も用いられる。

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もし、ヒマワリの種を植えた結果が、

咲かなかった

途中で枯れてしまった

チューリップが咲いた

こういった結果になったとすれば、
それまでの「プロセス」に何か起きたので、
結果に大きく影響してしまったということです。




たとえば、
美味しい料理を作りたい!と「願った」ときは

美味しい料理が完成したのが「結果」です。



ですので、
この「プロセス」には、

スーパーに食材を買いに行き..

野菜を切ったり、魚を切ったりします

そして、食材を炒めたりグリルして

美味さを引き立てる味付けをします


ラストにおしゃれな皿に盛り付けて

食べてみたら美味しかった

このように、
たくさんの要素があります。




もし途中で、「味付けが変化した」のであれば、
最初に願った料理と違うものが完成します。




極端ですが、スーパーに行ったけど食材が無く、
他の店に行く時間も無ければ、その時点で願いは叶わなかったことになります。



このことから、願いを叶えるまでの間に
幾つかの「ステップが存在する」ことが分かります。

美味しい料理を作るための願いが
スーパーに食材を買いに行くこと

食材が手に入れば「願いの成就」



食材が手に入り、食べやすくする願いが
野菜を切ったり、魚を切ったりすること

食べやすくできれば「願いの成就」


食べやすい食材を更に食べやすくする願いが
食材を炒めたりグリルすること

更に食べやすくできれば「願いの成就」


更に食べやすくした食材を美味しくする願いが
美味さを引き立てる味付けをすること

食材を美味しくできれば「願いの成就」


美味しくした食材を食べる為の願いが
おしゃれな皿に盛り付ける

食べることができれば「願いの成就」


食べてみたら願いの通り美味しかったので
美味しい料理を作る「願いの成就」

このように、
各ステップにも小さな「願い⇨成就」が存在し、
それをひとつずつ達成しながら進んでいます。



つまり、
プロセスそのものが
願いと成就の連続である
ということです。



先ほどの「レベルの高そうな願い」にも、
これと同じように幾つかの「プロセス」が存在します。



そして、
ここで願いを叶えるカギとなるのが、


1.一番最初に起こした行動を必ず叶える

2.カンタンな願いから叶えていく

3.小さな願い成就を積み重ねて、大きな願いを構築していく


になります。


「最初」の願いを叶えましょう


最後に「より現実的な願い」にした文章を、
ノートの新しいページ上方に書きましょう。



そして、
叶った未来から「過去」へさかのぼり、
「自身が最初に行動を起こしたと思われること」を、
どんなことでも良いので思いつくかぎり書き出してみてください。

記入例

一年後には素敵な結婚相手と
楽しそうに挙式の打ち合わせをしている


一番最初にしたことは?


ファッションを変えてみた

婚活を始めてみた

知り合いに相談してみた

良縁の神社へお参りに行った

出逢いの場を探した

カラダに良い習慣を始めた

恋愛コンサルタントに相談した

結婚に関する情報を集めた

など

書けましたら、
その中で「今なら無理なく叶えられそうな願い」をピックアップしてみてください。



そして、
同じくカンタンで優しい願いから順番に叶えていってください。



先述の叶えられそうな願いでもお伝えした通り、
ポイントは「小さな願いを叶えて経験を蓄える」ことです。



そうすることで、
小さな願いの成就スピードが上がり、
「プロセスのスピードも速く」なります。



小さな願いがたくさん叶っていくと、
次は中ぐらいの願いが見えはじめます。




そうしましたら、
再び「ご自身が次に行動を起こしたと思われること」を同じように書き出し、簡単なことから叶えていきましょう。



こういった流れを掴むことで、
だんだん大きな願いへの手掛かりが見え始めてきますよ。(^e^)


効果をより「高める」ためのコツ

願いノートの効果を、
より高めるための「コツ」を挙げましたので、
ぜひとも参考にしてみてください。

レジャー感覚で作りましょう

業務遂行のスケジュール管理表ではなく、
「レジャー感覚」で楽しむのがコツです。


自分好みにカスタムしましょう

写真やイラスト、
願いに関する情報などをノートにアレンジすると、
より楽しくなって効果てきめんです。


叶ったことに疑問を持ちましょう

どうして叶わないんだろう?という疑問より、「どうして叶ったんだろう?」という考えを持つことで、次の願いを叶えるヒントになりますよ。

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エンディング(まとめ)


今回の内容をまとめますと、

願いノートの作り方

  • 思いつくかぎり願いを書き出しましょう。
  • その中から「叶えられそうな願い」を
    ピックアップして叶えていきましょう。
  • 大きな願いは「現実的」に書いてみましょう。

願いの成就は「プロセス」にある

  • 成就までのあいだにステップがある。
  • 小さな願いを積み重ねることで大きな願いに近づいていく

になります。


私たちが願いを叶えるために、
経験したすべてのことは「自身の財産」へと変わっていきます。




そして、
これは少しずつ自信と安心を積み上げてゆき、
大きな願いを叶えるための「ジャンプ台」となります。




小さな願いで躓く時もあるかも知れませんが、
そのときはもう一度「願った時のこと」を思い出してみてくださいね。



願い続ける限り、
幸せな未来記憶へのルート案内は消えることなく、
行動から学んだ経験が「目的地」まで導いてくれることと思います。



本記事を最後までご覧いただき、
ありがとうございました。(人ё)☆